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工事現場で働くことは社会の底辺なのか?

  • 執筆者の写真: アルノ
    アルノ
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

2026.06.20

私は断固反対なのだが、一般的に工事現場で働いている人を指して「社会の底辺」と思っている人が多い。

 

残念ながらそれには確かな要因があることは否めない。

 

このような状況だと、今後の建設業界の発展は見込めないどころか衰退を阻止することも叶わない。

 

建設業界のイメージについて、現状と今後の展望について考えてみよう。

 

 

「一生懸命勉強しないと工事現場で働くことになるぞ」

私が若手現場監督だったある日、現場のゲート付近で缶コーヒーを飲んでいると、ゲートの前を通った親子連れの母親が小さい子供に対しこんなことをいっていた。

 

「一生懸命勉強しないと工事現場で働くことになるぞ」

 

おいおい、建設業界を脅しのネタに使わないでくれ。

 

せめて聞こえないところでいってくれ。

 

とは思いつつも、これが世間の大多数の感覚なのであろう。

 

ちなみに私は、一生懸命勉強し、大学を出たが工事現場で働いている。

 

いやむしろ一生懸命勉強した結果として建設業界で働いている。

 

世間は無常である。

 

 

ちなみに私が子供のころは「言う事きかないと戸〇ヨットスクールに入れるぞ」と親に脅された。

 

同世代の共感を求めたい。

 

 

「コンクリート詰めにして東京湾に沈めるぞ」

またドラマなどでヤクザ映画などでは「抗争になるとドラム缶にコンクリート詰めにして東京湾に沈める」などという脅し文句がよくある。

 

さらには、犯人に監禁される場合、工事現場がよく使われる。

 

いずれにしても暴力的な場面など、悪いことの比較対象として、建設業界よりマシとか工事現場で働かせるぞとか建設業界をダシに使うことはやめてほしいものだ。

 

たまにはいい事の例えとして建設業界を出してほしい。

 

「工事現場で働く人たちは一流職人集団だ!君も一流の職人を目指そう!」とか。

 

ちょっと、白々しいだろうか。

 

 

竣底辺と思われる原因

なぜ、建設業界は底辺と思われるのだろうか。

 

それには以下のような理由が考えられる。

 

・3K労働のイメージ: 炎天下や寒さの中での肉体労働、高所・粉塵といった危険を伴う過酷な労働環境。

 

・誰でもできるという偏見: 無資格・未経験からでも始めやすく、特別な学歴が不要な職種があることに対する認識

・マナーや民度への誤解: 一部で柄の悪い人がいるという印象や、古い業界体質へのネガティブなイメージ

・最後に行きつくというイメージ:会社をリストラされ、最後に残された仕事が工事現場の日雇い労働のイメージ

 

これらを考えると、建設業界のイメージが悪いのも否めない側面があるのかもしれない。

 

 

ブルーカラーの逆襲

しかしここにきて建設業界に追い風が吹こうとしている。

 

AI時代を迎えるにあたって、ホワイトカラーの仕事の多くがAIで代替できることから、代用しにくいブルーカラーに注目が集まっているのだ。

 

最近では、建設業界の人手不足も相まって、賃金はどんどん上昇している。

 

一躍、建設業界が見直されてきているのだ。

 

人材派遣会社から建設業界へ紹介される人材を見ても、その流れは顕著だ。

 

サービス業に携わっていた若い人材が、人材派遣会社を通して建設業で働くことを志望することが増えている。

 

そこに建設業界自身の改善努力が加われば、悪いイメージが払しょくされるかもしれない。

 

今後のAI社会の発展と建設業界のイメージ良化に期待したい。

 

 

最後にもう一度、声を大にして言いたい。

 

建設業界は、今は底辺かもしれないが、これからどんどんよくなっていくだろうと。

 

 

 

 

 

施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

 

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プロフィール
  • さえずり

複数の施工管理技士受験を通し、

その勉強法を配信するとともに

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また、建設業界における転職経験から

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