「立場が変われば見方が変わる!」仕事における視点の大切さ
- アルノ

- 5 日前
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2026.06.13
仕事ではそれぞれの立場によって視点が変わる。
「立場が変われば見方が変わる」とはよく言われるが「立場が変われば意見が逆になる」とすらいう人もいるほどだ。
特に建設現場においては様々な立場の人が関わることから、それらを取りまとめて方向性を決めることはとても大変だ。
「視点の大切さ」はどんな業界、どんな会社でも変わることはないが、どのように大切なのかを建設業を例に説明してみよう。
ゼネコンの視点
私はゼネコン勤務なので、この視点は一番なじみが深い。
ゼネコンはどのような視点となるだろうか。
工程、納まりについては現場全体のことを考えた視点となる。
躯体関係、仕上げ関係、設備電気関係等すべてを考慮にいれた視点となる。
更には、顧客の立場にも立ち、設計事務所の顔も立てねばならないので、様々な箇所に気を使わねばならないのが特徴だ。
どれか一つでも疎かになると、現場のバランスは崩れ、後々の不具合につながってしまう。
総合建設業の名の通り、総合的な視点が必要とされるのである。
しかしながらゼネコン建築担当社員は、設備電気の知識が乏しい為、設備電気工事専門会社、いわゆるサブコンについての点が乏しいことが多い。
これが設備電気工事がないがしろにされがちな理由だ。
サブコンの視点
サブコンとは、主に設備工事、電気工事に特化した専門工事会社である。
専門分野である設備工事あるいは電気工事における専門知識の深さはいうまでもない。
ただし視点という意味で考えると、自社の工事のみを考えた視点に陥りやすい。
それは致し方ない部分はある。
ごく稀に広い視野をもったサブコンの代理人がいる。
建築工事や他の工事の立場にたって、自社の工事について考えてくれる人だ。
そういう人はたいてい経験豊かなベテランが多いのだが、頑なに自社の都合しか考えない老害ともいうべきベテランもいるから注意が必要だ。
ゼネコン設備担当の視点
ゼネコンの設備担当はどうか。
ゼネコン建築担当に比べ、設備電気の知識もあり、サブコンの気持ちもよく理解している為、サブコンの視点も持ち合わせている。
当然、設備電気といえども、ゼネコンの立場としての視点も持ち合わせており、建築の内容を理解せねば設備電気は成り立たないことから、両者の視点に立つことができる。
更には、顧客や設計事務所との打ち合わせも頻繁に行う為、まさに総合的な視点を一番持ち合わせている立場ともいえる。
営業の視点
営業の立場ではまた違った視点となる。
例えば、ゼネコンの営業担当はどうだろうか。
当然、ゼネコンと顧客の架け橋になるべき存在だ。
その意味では、一番顧客の視点が分かりやすい立場といえるだろう。
あまりにも顧客の立場に立ちすぎて、ゼネコン現場監督と争いになることすらあるほどだ。
円滑な業務を推進する為、両者の立場にたった視点を持ってほしいものだ。
顧客視点
では肝心な顧客の視点とはどのようなものだろうか。
顧客は、工事のことだけに意識を向ける訳にはいかない。
工事を含めた事業全体を視野に入れねばならないからだ。
工事完了後の事業の成功こそが顧客の視点となっている。
例えば、ディベロッパーであればマンション販売について、病院であれば患者へのサービスや事業全体の経営について、工場であれば、製品の品質や製品のマーケティング、事業全体の経営といった具合だ。
つまり、工事ばかりにかまっていられないということだ。
顧客の顧客の視点
そこで私はとの立場であっても「顧客の顧客の視点に立つ」ことの大切さを訴えたい。
ゼネコンであれば顧客の視点は事業全体であることから、顧客のさらにその顧客のことを考えた視点に立つということだ。
顧客がディベロッパーであれば、マンション購入者に喜ばれるような視点に立った提案をする。
顧客が病院であれば、患者の立場を考えた使いやすさを第一に考える、といった具合だ。
このような視点に立った配慮、意見、提案は、何よりも顧客に喜ばれる。
サブコンであれば、ゼネコンの視点に立つことはもちろん、顧客の立場にたってさまざまな提案をすることが大切だ。
このような視点に立つと、ゼネコンが喜ぶという訳だ。
さまざまな立場でものごとに対する視点が変わることがお分かりいただけたであろう。
その上で、「顧客の顧客の視点に立つ」ということを普段から心がけていきたいものである。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。





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