現場監督といえども最低限度の国語力を身に付けろ!
- アルノ

- 2 日前
- 読了時間: 4分
2026.03.07
私はゼネコンの現場監督なので、当然理系の人間だ。
従って、学生の頃は国語が苦手、「この文章から読み解ける筆者の気持ちを書け」となどという問題は「読者がどう感じようが読者の自由だろ」と逆切れしていたものだ。
しかし歳を重ねるにつれ、国語力の大切さをしるに至った。
その体験と実感を述べてみよう。
文系寄りの理系
冒頭に述べた通り、私は理系で国語が苦手だ。
とは言え、理系ではあるが、どちらかというと文系よりの理系だった。
物理より化学が得意であり、歴史の授業が好きであり、本をよく読んでいた。
そのためか社会に出た後、まわりも理系の人間ばかりであったが、いくらか国語力があったように思える。
仕事で国語力がためされる時
仕事で国語力が試されるのは、報告書や議事録、プレゼン資料作成する時など、つまり文章を書くときだ。
国語が苦手とは言え、大学でレポートを作成していたのである程度文章を書くことはできたので、上司に叱られながらも何とかこなしてきた。
そこから数十年経ち、私のなかで国語力についての認識が変わった出来事が続いた。
国語力の大切さを感じた出来事
まずは、自分が管理職になったこと。
ある時、別の機会だが部下2人から書類作成の進捗を確認することがあった。
一人の部下とは
「今日までに作ることになっている書類、いつできそう?」
「今やっていまして少し修正を加えようと思っています。」
いつ終わるか分からない返答だった。
もう一人の部下は
「午前中で終わります。最後の修正を加えているところです。」
おそらく同じような進捗だったのだが、それぞれの返答から受けた私の印象は全く違った。
いうまでもなく、私が聞きたかったのは「いつ終わるか」だ。
その意図を的確にとらえ、それに対する的確な受け答えができる後者は国語力が相当程度あるという証左だろう。
結論から報告していることも分かりやすい。
この二人の対比を強烈に感じたのだ。
別の部下から質問を受けた際には、質問に主語がなく、何についての質問なのか分からないということもあった。
ある建築の先輩からは作成した報告書を顧客に提出するので設備の技術的な内容をチェックしてほしいと頼まれ、確認したところ誤字脱字、ですますが揃っていない、時制が統一されていないという内容だった。
真っ赤に修正して返したのだが、修正内容は技術的な内容のチェックでなく、文章のチェックとなっていた。
このようなことが一定期間の間に続いたのだ。
文章を書く習慣
私がブログを書きはじめて6年になる。
社会人になってからも続いている読書の習慣、およびブログという文章を書く習慣が私の国語力を上げていたのかもしれない。
思えばまわりの人の国語力が気になりだしたのはここ数年である。
私の国語力が上がった為に、まわりの国語力が気になるようになったのかもしれない。
おそらく私が若い時も、先輩上司からこのように思われていたのであろう。
社会人になって一番大切な科目は国語
よく学校の勉強で一番大切な科目はなんだろうかという議論がされるが、社会人になってまたこの歳になって感じるのは日本人である以上国語であると考える。
その理由は国語力が話す技術、書く技術、理解する技術、さらには言葉の奥にある相手の気持ちを察する技術、仕事や生活するうえで基本的な技術すべてに関連するからである。
理系の私がいうのであるから説得力があるのではないだろうか。
国語力を大切に思ってない人、国語力がない人は、自分の知らないところで恥をかいている可能性がある。
また国語力に自信がないがない、国語力をつけたいという人は、読書と文章を書く習慣をつけるとよい。
文章を書く習慣は、ブログを書く以外はなかなか身に付けにくいが、本気で国語力をつけようと思う人への訓練としてお勧めなのは、新聞コラムを要約することを毎日続けることだ。
はじめは、苦痛に感じるだろうが慣れれば苦にならなくなる。
国語力アップで仕事力の幅をひろげよう。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。





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