建設業に誇りを持つ人と持たない人
- アルノ

- 2025年12月27日
- 読了時間: 4分
2025.12.27
皆さんは自分の仕事に望んで就職されたのだろうか。
また、今の自分の仕事に誇りを持っているだろうか。
他の業界に比べ、建設業界に携わる方は、その仕事に就かれるまでの経緯は様々でも、誇りを持って仕事をされている方が多いように感じる。
いったいなぜなのだろうか。
その理由と、誇りを持って仕事をする人とそうでない人の違いに言及していく。
建設業界は誇りを持っている人が多い
冒頭に述べた通り、建設業界で働く人は、自分の仕事に誇りをもっている人が多いように感じる。
ではなぜ建設業界で働く人の多くは誇り高いのだろうか。
それはきっと、建物やトンネル、橋などの構造物は手作りでつくるという特色から、ものを作っているという実感が湧きやすいという理由ではないだろうか。
また、自分の仕事が直接的に人の生活の役に立つという側面もある。
特にゼネコンにおいては、引き渡すとすぐに利用者が使用を始める、つまり自分が苦労して建てたものがすぐに役立っている様子を知ることができるのだ。
使用している様子を見ると、苦労が報われる思いがするというわけだ。
自分の原点となる経験を持つ人
更に、建設業で働くにあたって、働きたいと思うきっかけがある人、つまり原点がある人は強い。
多少の困難があっても乗り越えられる。
よく「迷ったら原点にかえれ」と言われるが、建設業界に入った理由が明確な人は、大変な時にそのことを思い出し、初心に返れる。
そしてまた頑張ろうと思えるのだ。
これは、建設業界だけに言えることではない。
例えば、教師を志した人が、子供たちを笑顔にしたいとの思いで教職の道に入ったとしよう。
業務過多や、様々な難題に直面し、もうダメだと思える瞬間があったとしても、子供たちの笑顔の為という原点を思い出し再び頑張れる、といった具合だ。
一方、わたしは・・・
じつは私には、その原点とやらがない。
教授に勧められて、何となくゼネコンに入った私はそれがないので、困難に直面した時に返るべき原点がない。
しかし、建設業界に対するそれはないが、それに代わる強みはある。
生活の中で、ある困難を乗り越えたことがある私は、仕事上での困難に直面した時に「あの時乗り越えることができたのだから今回も絶対乗り越えられる」と思える経験があるのだ。
私の中では、それが強みになっている。
しかし、建設業界に誇りを持っているかと問われると、全くその感覚はない。
どうやら私は、建設業界に誇りを持っていない側のようである。
そのような感覚なので、いつでも建設業界を辞めることはできるのだが、他にできることがないのでこうしてしがみついているというわけだ。
そんな私にとって、毎日の仕事は退屈とは言わないが、やりがいもなく、全く面白味がない。
今でも可能なら、いつでも仕事を辞めたいと思っているほどだ。
人それぞれとはいえ
そのような思いは人それぞれとはいえ、誇りを持って仕事をしている人に対して、申し訳ないという気持ちがある。
そういう人達から見ると「そんなに嫌ならやめちまえ」と腹立たしくなるに違いない。
従って、そのようなそぶりは極力見せず日々仕事に従事しているという私である。
誇りを持って仕事をしている人がうらやましい。
自分の仕事に誇りをもてる人はすばらしい。
しかし、そのような人は割合としてどの程度のいるのだろうか。
思い通り、願った職に就けるひとは、案外少ないのかもしれない。
人は生活していくためには働かなくてはならない。
たとえその仕事が望む職業でなかったとしても、小さな誇り、楽しみ、やりがいを、みつけることが大切なのかもしれない。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。





コメント