日本での生活はイージーモード
- アルノ

- 9 分前
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2025.11.01
日本経済が停滞して久しい。
平均年収は30年に渡って上がるどころか下がり、最近は物価の上昇も激しい。
「日本社会は生きにくい」と言われ続けている。
でも敢えて言おう、日本社会で生きていくのは、たやすいと。
経済的にたやすいだけでなく、健康的で豊かな生活ができる。
そう言い切れる理由を説明していこう。
日本経済の現状
ここ数年は、平均年収は少しずつ上昇傾向にあるようだ。
しかしながら物価上昇率はそれ以上であり、社会保険料などの上昇を考えると、実質賃金は下がり続けている。
パートタイムや契約社員、派遣社員といった非正規雇用と正社員の賃金格差は大きく、労働人口における前者の割合が増えていることを考えると、多くの方の生活は年々厳しくなっているのが現状だ。
世界の主要国の現状
では諸外国ではどうだろうか。
諸外国は日本と違い、平均年収は右肩上がりだ。
生活もどんどん豊かになっているに違いないだろう。
それが実際の生活状況は日本以上に厳しくなっている。
アメリカやヨーロッパに見られるのは、格差と急激な物価上昇だ。
年収は上がっていても、それに数倍する物価上昇に見舞われている。
さらに格差の広がりが大きいことにより、平均年収の上昇ほど、多くの人の年収は上がっていないのだ。
そこには、平均値と中央値の違いがある。
つまり一部の高所得者が吊り上げてしまう平均年収に対し、年収の低い(もしくは高い)順番に数えいき、ちょうど真ん中の人の年収である中央値との差がどうしても広がってしまうのだ。
具体例を挙げると、日本の平均年収が460万円であるのに対し、年収の中央値は407万円。
アメリカの平均年収65,470ドルであるのに対し、年収の中央値は48,060ドル。
平均年収と年収の中央値の差は日本の53万円に対しアメリカは17,410ドル(1ドル150円換算で261万円)もあるのだ。
世界の諸外国、特に先進国は、日本以上に厳しい生活環境にあると言えよう。
なぜイージーモードなのか
しかしながら諸外国と比べたところで、日本の生活が厳しいことには変わらない。
ではどうすればいいのか。
それは日本人の生活スタイルにヒントがある。
日本の多くのサラリーマンは、朝から夜まで働いて、夜はテレビやユーチューブ、SNSを見て過ごし、夜遅くに寝る。
休みの日も基本的にはゆっくり休んで、やはりテレビやユーチューブ、SNSを見て過ごす。
非正規雇用の方の多くも、あいた時間の過ごし方は大差ないだろう。
これでは生活が大変な現状を変えることができないどころか、不健康ですらある。
このリズム生活スタイルを変えればいい。
これがその秘密だ
それには、習慣を変えればよいのだ。
昼間は残業をなるべく減らすように努力し、家に帰ったら1時間でも2時間でも毎日勉強する。
土日は1日中勉強する。
そして資格の勉強をしてもいいし、スキルアップをめざしてもよい。
健康を優先するなら運動をしても筋トレをしてもよいだろう。
そんな大変なことできないと思うかもしれない。
決してそんなことはない。
例えば、資格試験の勉強をしたことがある人なら、試験勉強中はこのような生活をしていたはずだ。
それを習慣化すればよい。
習慣化できれば、それが当たり前になり、苦でなくなる。
実際に私もそうして数々の資格試験を取得し、今はその習慣のまま英語学習をしている。
多くの人がそのような生活をしていない日本社会だからこそ、それができれば抜きんでることができるのだ。
その身に付けたスキルで、昇給も転職も可能になり、健康も手に入る。
私の習慣
では、実際に私がどのようなリズムで生活しているか、参考例として紹介しよう。
平日: 早朝30分ジョギング、夜 英語学習(水曜筋トレ)
休日: 早朝1時間ジョギング、昼間6時間 英語学習、夜1時間半英語学習(土曜筋トレ)
当然、用事があるときはそれを優先している。
飲み会なども月に1回~2回ほど参加している。
まずは、できる範囲から運動や学習の習慣を身に付けるといいだろう。
短期目標と中長期目標
何事も目標があるとよい。
私がジョギングを始めたのはメタボ改善だった。
まず3年間続けようと決意した。
3年も必要なく、半年で目標体重となったが、リバウンドしないようにジョギングはつづけた。
そして習慣化し、今にいたるまで15年間続けている。
同じように資格試験の勉強で費やした時間をそのまま、英語学習の時間にスライドし、それを習慣化したのである。
現状を打開するには、何かをしなくてはならない。
安易な方法による一発逆転など決して存在しない。
逆に、習慣化による地道な継続ほど、確実かつ力強い打開策もない。
勉強、運動する人が少ない日本、習慣を身に付ければ、健康的で豊かな生活を手に入れるのはイージーである。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。





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