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現場監督は適度に身体を動かすし健康的

  • 執筆者の写真: アルノ
    アルノ
  • 5月24日
  • 読了時間: 4分

2025.05.24

ブルーカラー、ホワイトカラーという働き方の区分けがある。

 

肉体労働、頭脳労働とも言えるだろうか。

 

一般的にホワイトカラーの人たちは身体を動かす機会が少ないことから、歳を重ねるごとにお腹がでてき不健康になるイメージがある。

 

では現場監督はどうだろうか。

 

現場監督の健康について、実情に迫る。

 

 

現場監督の働き方

現場監督は、作業はしないので肉体労働とは言えないが、作業の段取りをしたり、納まり状況をチェックしたりするために思いのほか歩く。

 

一方、工事計画をしたり、安全管理方法を検討したり、納まりを決めたりといった頭脳労働の一面もある。

 

こういうと、頭も身体も使い、いたって健康的な働き方のように聞こえるが、実際はどうなのだろうか。

 

 

頭脳労働の側面

前述のように、工事計画、安全計画、品質計画等さまざまな検討をするのが現場監督だ。

 

しかし検討することが多すぎて、四六時中それらのことを考えている。

 

そのため、あれこれ検討せねばと夢にさえでてくる日々だ。

 

これではとても健康といえる心の状態とはいえないだろう。

 

 

肉体労働の側面

一方肉体的には、工事現場で朝8時に朝礼がある関係上、早く起きである。

 

現場巡回する機会が多い為、程よく歩き、身体を使う。

 

いたって健康的な働き方だ。

 

では実際に健康的な現場監督は多いのだろうか。

 

実は、決してそんなことはない。

 

なぜなら身体を動かす以上に暴飲暴食をするからだ。

 

ホワイトカラーの人に多いように歳を重ねるごとにお腹がでてきて不健康になる、という現場監督がなんと多いことか。

 

とても健康的とは言えない。

 

 

更に悪いことに

なぜ暴飲暴食するのかといえば、それはストレスからだ。

 

行わなければならないことが数多くある分、悩みも多く、その結果ストレスが溜まり暴飲暴食につながってしまうわけだ。

 

さらにそれだけではストレスが納まらない人はギャンブルに走る。

 

休日といえば一日中競馬、パチンコ。

 

ギャンブルにハマる人にいわせれば、どんなに現場で疲れていても、競馬とパチンコの為なら休日に早起きができるそうだ。

 

その結果、休日をゆっくり休めない。

 

暴飲暴食により健康を乱し、ギャンブルにより懐を痛め、休息が十分でないため回復がままならない。

 

現場監督とはなんと不健康な職業なのだろうか。

 

 

運よく気づく人

人間そのような習慣が身に付いてしまうと、なかなか改善できない。

 

よほどのことがない限り無理である。

 

例えば、病気で倒れるなどといったことのような大きな出来事によってだ。

 

大病をしてはじめて不健康な生活を反省し、一念発起して生活習慣を変えることに成功するといった具合だ。

 

現実は、それでもやめられない人すらいる。

 

 

健康的な現場監督

不健康な生活の大きな原因がストレスであることは前述した。

 

運よく気づいた人やはじめから健康的な人は、ストレスとうまく付き合っている。

 

例えばストレス解消の手段として、安易に暴飲暴食せず、入浴、読書、十分な睡眠、ジョギングなどの適度な運動、健康的な趣味などによりストレスとうまく付き合うのだ。

 

これらの方法が確立した人は、健康的でいられる。

 

実際私も日々ストレスと向き合っているが、上述の方法によって体重をコントロールしているし、筋トレの成果か、腹筋は割れ、採血による各数値も良好だ。

 

しかし、私のまわりは100kgオーバー、糖尿病、精神不安定などといった人が多くいる。

 

 

現場監督は健康的か、という内容で述べてきたが、健康的な現場監督は、特に年齢が上になればなるほど、他業種にくらべ少ない。

 

結局は自分の欲望をコントロールする意思と方法を持っている人が健康を勝ち取れるということに尽きるだろう。

 

ポイントは、健康的なストレス解消方法を見つけられるかだ。

 

 

 



この記事はこの人が書いています。

 

施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

 

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プロフィール
  • さえずり

複数の施工管理技士受験を通し、

その勉強法を配信するとともに

お勧めテキストを紹介します。

また、建設業界における転職経験から

建設業におけるお勧め転職情報も紹介していきます。

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