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  • 執筆者の写真アルノ

毎日の晩酌を楽しみに働いている職人さんへ訃報

2024.03.23

「酒は百薬の長」とは昔から言われている言葉。

 

その出典はなんと今から2000年以上前、中国、新の時代の王が酒と塩と鉄を王朝の専売品にしたときにさかのぼる。

 

曰く「酒は百薬の長」「塩は食肴の将」「鉄は田農の本」。

 

つまり「酒は百薬の長」とは売上を伸ばすためのキャッチコピーというわけだ。

 

経験則てきなものもなければ当然、科学的根拠もない。

 

飲酒の功名について考察する。

 

 

 

酒造メーカーの見解

飲酒の悪い点を言う前に良い点について述べよう。

 

酒造メーカーなら飲酒に対して良い事をいっているはずだ。

 

各メーカーの見解はこうだ。

 

サッポロ

お酒を適度に飲むことは健康に良いとされ、その効果としては、食欲が増進する効果、ストレスを和らげる効果、人間関係をスムーズにする効果などが挙げられます。

 

アサヒ

精神が高揚し、元気も出てきます。 また、ワインやウイスキーなどの香りにはリラックス効果が、ビールの原料・ホップの香りには気分を落ち着かせるなどのアロマ効果があります。

 

サントリー

食欲増進:お酒を飲むと胃液の分泌がさかんになり、消化を助けるため、食欲が増します。

ストレスの緩和:ほろ酔い程度の飲酒は、精神的な緊張をほぐして、ストレスの軽減につながります。

血行促進:アルコールには血行をよくする働きがあります。

人間関係を円滑に:おいしい食事とお酒は、人との円滑なコミュニケーションに役立ちます。冠婚葬祭、歓迎会、送別会などの特別な場面でお酒はかかせないものです。

 

どれも気持ちてきな効果について言及しているようであり身体への影響については述べられていない。

 

ここからは、厚生労働省の見解を抜粋する。

 

具体的な身体への影響が述べられているので、心して読んでほしい。

 

アルコールと肝臓病

アルコールの飲みすぎにより、いろいろな臓器に病気が起こりますが、なかでも肝臓病は最も高頻度で、かつ重篤にもなる病気です。

 

アルコール性肝障害は一般的に飲酒量が多いほど、飲酒期間も長いほど進行しやすいのですが、若年の肝硬変や、女性の中には比較的少ない飲酒量で短期間に肝硬変になる人がいるなど、個人差や性差が大きい病気です。

 

はじめに起こるのはアルコール性脂肪肝で、飲みすぎれば多くの人に発生します。

 

一部の人はアルコール性肝炎になり、まれに重症化して死亡することもあります。

 

わが国では、明らかなアルコール性肝炎の既往なしに肝臓が線維化して硬くなる肝線維症が多く、さらに飲み続けると肝硬変へと進行します。

 

アルコール性肝障害の早期発見と、そうならないような飲み方が大切です。

 

 

アルコールとすい臓病

すい臓(膵臓)病には急性すい炎と慢性すい炎および慢性すい炎から起こる糖尿病があります。

 

飲みすぎる人がすべてすい臓病になるわけではありませんが、すい臓病の原因としてアルコールの飲みすぎが多くなっています。

 

特に慢性すい炎の状態ではお酒がやめられないアルコール依存症になっている場合が多く見られます。

 

したがって常習飲酒者で慢性すい炎の診断を受けた場合は、断酒をするべくアルコール依存症治療の専門病院への受診をお勧めします。

 

 

アルコールとメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームに関わる高血圧・脂質異常症・高血糖・内臓脂肪の蓄積・脂肪肝には、お酒の飲みすぎが関与している場合が多数見られます。

 

厚生労働省の「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病のリスクの高い飲酒量として、男性1日平均40g以上、女性20g以上とし、そのような飲酒者を減らすことを目標としています。

 

また一般的に、週に2日間程度の休肝日を入れることも推奨されます。

 

 

アルコールとうつ、自殺

アルコール依存症とうつ病の合併は頻度が高く、アルコール依存症にうつ症状が見られる場合やうつ病が先で後から依存症になる場合などいくつかのパターンに分かれます。

 

アルコールと自殺も強い関係があり、自殺した人のうち1/3の割合で直前の飲酒が認められます。

 

 

アルコールと認知症

アルコール依存症および大量飲酒者には脳萎縮が高い割合でみられること、大量に飲酒したりアルコールを乱用した経験のある人では認知症になる人が多いといった疫学調査結果から、大量の飲酒は認知症の危険性を高めることが示されています。

 

一方で少量ないし中等量の飲酒は認知症の原因にはならないのみならず、認知症の予防になる可能性があります。

 

 

アルコールとガン

世界保健機関(WHO)は、飲酒は頭頸部(口腔・咽頭・喉頭)がん・食道がん(扁平上皮がん)・肝臓がん・大腸がん・女性の乳がんの原因となると認定しています。

 

アルコール飲料中のエタノールとその代謝産物のアセトアルデヒドの両者に発がん性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アセトアルデヒドが食道と頭頸部のがんの原因となるとも結論づけています。

 

 

アルコールの消化管への影響消

アルコールはほぼ全ての消化管に影響するため、適切な摂取が行なわれないと、胃食道逆流症・マロリーワイス症候群・急性胃粘膜病変(AGML)・門脈圧亢進性胃炎・下痢・吸収障害・痔核など、様々な疾患や症状の原因となります。

 

 

アルコールと高尿酸血症・痛風

健康診断などで、尿酸値が7.0mg/dLを超えている場合に高尿酸血症と判断されます。

 

成人男性の20%が高尿酸血症であると言われています。

 

高尿酸血症は痛風関節炎だけでなく、腎障害やメタボリックシンドローム、心血管障害とも関連があります。

 

原因のひとつにアルコール摂取があるため、高尿酸血症を指摘されたときにはお酒との付き合い方を見直してみましょう。

 

アルコールと糖尿病

適切な飲酒による適量のアルコール摂取は、糖尿病の発生を予防する可能性があります。

 

しかし度を越した過剰なアルコール摂取は高血糖を来たし、それは同時に脂質異常症や高血圧などと相まって脳血管障害・虚血性心疾患の危険因子となります。

 

 

アルコールと脂質異常症

体の中の脂質のバランスが崩れてしまうことを脂質異常症といいます。

 

アルコールの過剰摂取は、トリグリセリド(中性脂肪)の増加につながり、高トリグリセリド血症を招いて急性すい炎のリスクを高めます。

 

一方、いわゆる善玉コレステロールであるHDLコレステロールもアルコール摂取量の増加にともない増加しますが、過度のアルコール摂取は肥満や高血圧を引き起こすため、適量にとどめたほうがよいでしょう。

 

 

アルコールと睡眠

アルコールは睡眠導入には効果がありますが、逆に睡眠を浅くし、利尿作用もあることから、中途覚醒や早朝覚醒の原因となり、睡眠障害を引き起こします。

 

また、アルコールは容易に耐性を形成し、同じ量では入眠できなくなり、次第に摂取量が多くなります。

 

長期化すると、肝障害、アルコール依存症などの危険があります。

 

 

いかがであろうか。

以上は抜粋であり、厚生省のホームページには他にも悪影響がある記述がみられた。

 

飲酒には多く危険をはらんでいるが、上述した多くの点で、適量ならば大丈夫という項目もある。

 

一方で肝臓病、がん、痛風、睡眠障害などは飲酒自体が影響を与えるともとらえられる。

 

結論としては、飲み会などによる頻度の飲酒ならよいが「長生きしたければ晩酌はするな!」ということになる。

 

 

 

 

 

 

この記事はこの人が書いています。

 

 

施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

 

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