2022.06.25
今回のブログは完全に言いたいことを言うだけの内容。
SEOにも引っ掛からないであろうタイトルだし、決して需要がある内容でないかもしれない。
ただ一つこのブログで言えるのは、こんな引きこもり体質の私でも数十年にわたって、まがりなりにも現場監督を務められてきたということ。
少しでも、若い現場監督やこれから現場監督として建設業に携わろうとしている学生の励みになれたらと思うので、周りに悩んでいる若い人がいたなら、このブログを読むよう勧めてほしい。
それがこのブログのSEO。
アルノという人間の本質
ツイッターやブログを数年続けてきて建設業界を中心に一定数のフォロワーや読者の方に私という人間を評価していただいていることは本当にありがたいことである。
しかしいつもそれらの内容はカッコイイことばかりで、私の負の部分はあまり発信していない。
タイトルにもあるように、私の根本の性格は引きこもりのゲーム好き、読書好き、サボり好きの陰キャである。
とても陽キャ、コミュ力、リーダーシップが求められる現場監督が務まる性格ではない。
なんなら、今でもいつでも引きこもれる自信がある。
だから休日は大変だ。
すぐに引きこもりアルノが顔をだす。
思えば、ゼネコンに入社して最初の数年間の休日は、疲れをとる為という言い訳のもといつも夕方まで寝ていたものだ。
単身赴任中の今も油断をすると、すぐに悪いアルノがささやいてくる。
結局、根本は変わってないなと感じる今日この頃である。
いつも漠然とした不安がある
私には、ヒッキーだが引きこもりたい欲求に負けない為の原点がある。
大学一年生の時、夏休み前にはじめてアルバイトをしようと思い、毎週のように「フロムエー」や「デイリーアン」といった求人情報誌(歳がバレそう)を買い、片っ端から電話をかけた。
しかし、何十件かけても採用されなかった。
自分が社会から必要とされていないと感じた。
そんな時の休日は、時間はあるが何もする事がないという、むなしい時がひたすら流れる不安と苦痛と絶望の時間だった。
あの時間は二度と経験したくない。
今、養うべき家族がいるのに、もし引きこもって会社を辞めることになり、あのような時を過ごすようになったらどうしよう。
そういう不安が今でもあり、その恐怖心が私の引きこもりの人格を抑えている。
まぁ、冷静に考えれば今の私なら本当に失職したら転職すればいいのだが。
そういう意味ではその恐怖心を上手に利用していると言えるのかもしれない。
資格取得が自信になった
その後、ゼネコンに入社して早々、資格を取るように言われ、取れるかどうか不安だった。
ずっと取れなかったらどうしよう。
会社から必要とされなくなるかもしれない。
今度はそのような不安がやってきた。
しかしその後、消防設備士や1級施工管理技士等を取得した中、会社が大幅にリストラを進めた時、12人いた自部署が4人になり、若いこともあって私はその中に残った。
この事が何とかここでやっていけるかもしれないと思える自信になった。
抱え込む性格
また、私は人に相談できない性格で、何があっても抱え込んで自分で解決するという現場監督としては精神的に潰れやすい性格である。
しかしながら、幸か不幸かそのことが自分の力をつける試練となった。
潰れそうになった時は熱が出たと言って仮病を使って休んだ(有休使っているからたぶんセーフ)。
今ならもしかしたら仮病ではないのかもしれないが、当時は精神的につらいから休むなどという事は通用しなかった。
今思えば自分を護ることの大切さは理解していたのだろう。
抱え込む性格は今でも変わってないので、そこは今も変えたいと思っている性格である。
若い現場監督へ
私の経験を通して若い現場監督に言えることは、私の性格は決して現場監督に向いているものではないし、私がとってきた手段や方法はきっと正しいものとは言えないだろう。
でも自分なりの自分に合った方法を見つけ、また人の方法を学び取り入れ、努力し続ける事によって乗り越えられない困難はないと思っている。
人は困難にあうことが不幸なのではなく、困難に負けてしまう事が不幸なのだ。
いや、たとえ途中でいったん負けたとしても、挑戦し続けて最後に乗り越えられれば、その経験は自分の宝となり、誇れるものとなるだろう。
さぁ、今日は帰ったら信長の野望をやろうかな。
おっと、あぶないあぶない、またヤツが顔をだしてきた。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工管理技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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