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施工管理技士試験 第1次検定と第2次検定の違い

2021.05.29

各種施工管理技士試験について1級にも2級にも言える事だが、第1次検定と第2次検定には明確な違いがある。


その違いを分かっておくと、それぞれの試験に対する心構えが定まり勉強法にもいい影響があるのではないだろうか。


今回はその二者の違いについて述べてみたい。



難易度の違い

一般的に(私のまわりだけかもしれないが)第1次検定は覚える事が多く、第2次検定は経験を記述するものであるから、第1次検定に合格すれば第2次検定は事前に準備をしておけば大丈夫、という印象があるようだ。


つまり第1次検定の方が難易度が高く、第2次検定は難易度が低いと思われがちなのだ。


しかし実際は、第1次検定の合格率は受験者の4割~5割、第2次検定の合格率は1次検定を合格した人が受験してそのなかの4割~5割だ。


こう見ると明らかに第2次検定の方が難易度が高いと言えるのではないだろうか。



第一次1次検定の特色

第一次検定は(試験の種類で若干異なるし厳密にいうと違うのだが)あえて簡単に表現すると、80問中60問を選択し、6割にあたる36問正解すれば合格だ。しかもその問題はマークシート4択である。


つまり80問中、36正解できれば合格さらに自信のない答えも4択マークシートだから、1/4で正解になる確率。


考えてほしい、4択という時点で20問は正解できる確率なのである。


いろいろ計算すると22問自力で正解すれば残りの問題は1/4の確率で運を天に任せて14問正解して合格だ。


簡単にも程があるというくらい合格できそうと言ったら言い過ぎだろうか。


出題方法としては「適当なものはどれか」「適当でないものはどれか」あるいは「正しいものはどれか」「最も不適当なものはどれか」と言うような問われ方をするので何を問われているかに注意をする必要がある。



第2次検定の特色

第二次検定は記述式の試験だ。


項目分けすると「実務記述試験」「専門分野」「工程」「法規」に分けられる。


第二次検定で一番注目されるのは実務経験を記述する「実務記述試験」だが、それについては市販の参考書等にさんざん書かれているのでそちらにゆずろう。


ここでは参考書には書かれていない内容について述べたい。


「実務記述試験」以外の項目も当然、記述式だ。


記述式という事は、正確な理解が必要と言う事だ。


どういう事かというと、第一次検定は4択なので、何となくの知識でも4択を2つに絞り込んでそのどちらかを回答する、というような事ができるのだが、第二次検定では説明をしたり、正しい数値を回答したりといった具合になる。


つまり第一次検定より正確な理解が必要になるのだ。


例えば、第一次検定では「脚立作業について最も不適当なものはどれか」というような問題であるのに対し第二次検定では「脚立作業について労働安全衛生法令にそった労働災害防止対策を具体的に述べよ」という出題のされ方をする。


何となく危険と思う作業を書くのではなく、実際に労働安全衛生法令に記載されている脚立作業の内容について具体的に書かなくてはならないのだ。


より深く、正確な知識が必要な事が分かるだろう。


その具体的な勉強方法に関してはブログ「施工管理技士 実地試験の勉強のコツ」を参照していただくか、更に詳しい勉強方法は「施工管理技士勉強方法の実地試験勉強方法」(有料コンテンツ)を参照していただきたい。


いずれにしても第一次検定より第二次検定の方が、各段に難しいという事だ。


ブログ「施工管理技士実地試験の勉強のコツ」


施工管理技士勉強方法



よく特性を理解しよう

第一次検定と第二次検定の違いは理解いただけたであろうか。


試験日はそれぞれ決まっている。


大切なことは、試験の特性をよく把握した上で、どこまで理解すればいいかを決め計画的に学習する事だ。


試験日からの逆算による計画が合格への第一歩だ。





 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

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