• アルノ

質問する技術

2021.03.27

社会人として生きている限り、仕事をする中で必ず、質問をする、あるいはされる場面があるだろう。


質問する状況の種類としては、会議やプレゼンテーション等、複数人が参加している場で行う場合と1対1で行う場合がある。


実は、質問とはその内容、方法等により、その質問者の意図、性格、実力等が如実に現れる。


また、その質によって会議や仕事が充実したものにもなり、無駄な時間になったりもする。


よって、質問者はよくよくその内容に注意して行うべきである。



会議なので質問する場合

会議、プレゼンテーション、講演会等、複数人あるいは大勢がいる場で質問をする場合、質問する相手は発表者に対してであろう。


そのような場で質問する人は主に次の4つの場合がある。


①自分が分からない事を質問する

②会場にいる人が知りたいであろう内容を質問する

③あらかじめ発表者と打ち合わせた内容を質問する

④発表者を困らせようと質問する


③はいわゆる「サクラ」である。


その場を盛り上げる為、あるいは発表を補足する意味で質問をしてもらうというような発表者側の都合で行う場合である。


④は論外だが、結構いたりする。

ちょっとしたミスの揚げ足取りをしたり、難解な内容だがどうでもいい質問をしたりする場合がこれである。


または、自分の知識をひけらかしたいという意図もあろう。

いずれにしてもその場の邪魔をする存在である。


言うまでもないが、このような質問はしてはならない。


①は純粋に質問をしているのだが注意が必要だ。


その場の内容にふさわしい内容であればよいのだが、個人的な疑問、興味で聞くような内容だと進行の妨げになりかねない。


質問する前に、そのようにならないかを考えた上で行いたい。


②は非常によい質問だ。


発表者は得てして聞き手の気持ちが分からず発表をする場合が多い。


それを補う形になるので進行の助けにもなり、発表者の助けにもなる。


このような質問を心がけたい。


理想は①と②を踏まえたような内容の質問だ。



1対1で質問する場合

部下の立場で上司に質問したり、後輩の立場で先輩に質問したりする場合である。


この場合はよくよく注意したい。


避けたいのは、分からない事を普通に質問する事である。


一見、当然のようだが、これは極力行わないようにしてほしい。


その理由は上司や先輩の時間を消費するだけでなく、自分の成長にもならないからだ。


例えば、質問する相手が部長だとしよう。


年間10億円を売り上げる部署の部長であれば、1時間40万円から50万円の売り上げに影響する貴重な時間なのだ。


その上司の時間をちょっとした質問で長時間つぶすような事があってはならない。


ではどうすればよいのか。


質問する前に、自分なりの答えを用意するのである。


そこには、思索による自分の成長がある。


上司の時間を浪費する事もない。


ある会社では、ただ質問をすると「それで君はどうしたいのか?」と問いかけられるそうだ。


悩み、葛藤するところに成長があると認識したい。


私は考える理想の質問はこうだ。


「このような場合、こうすべきと考えますが、どうでしょうか。」


私はゼネコンに勤めているが、ゼネコンは設計事務所に質疑をする。


その場合は必ずこのように質問するようにしている。


またゼネコンはサブコンの質疑を受ける。


サブコンには、質疑の際はこのようにしてほしいと伝えている。


ぜひ実践してみてほしい。



実は1対1の場合で一番してはいけない事がある。


それは、疑問があっても質問をしないという事である。


分からないまま仕事を進めて火が付く、という事だけは避けなければならない。


どうしようもない時、緊急の時は恥も外聞も捨てて上司にありのままに質問をぶつけよう。





 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。


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