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執筆者の写真アルノ

確実に実力をつけるコツ

更新日:2021年3月27日

2021.03.20

人間だれしも成長したいと思うだろう。


「仕事が一人前にできるようになりたい」


「早く力をつけたい」


「強い自分になりたい」


と誰しもが思うだろう。



私が経験した限り、単純な方法として実力をつけるには、ある手段を行うとよい。


深い意味で実力をつけるのは、また方法やマインドが違ってくるが、手っ取り早く確実に実力をつける方法はそういろいろあるわけではない。


実力をつける事だけでなく、「自分のここを変えたいと思っている」というような事も同様である。


今回はその方法を紹介する。



失敗から学ぶ

自慢じゃないが私はいろいろな失敗をしてきた。


良いか悪いかは別にして、失敗の数では誰にも負けないくらいしてきた。


「照明器具の電球の色を施主に確認せず電球をすべて取り替えた」


「仕事の優先順位を間違え、期日に間に合わなかった」等。


自分の失敗から学ぶには、二度同じ失敗をしないシステムを自分の中で確立する事が大切だ。


ここで大切なのは失敗しないと「決意する」事ではなく「システム」をつくるという事がポイントである。


また人の失敗から学ぶ事も大切だ。


「父親がヘビースモーカーだったので自分はタバコをすわない」


「毎晩晩酌やスマホゲームをする人のような時間の使い方はしない」等。


歴史に学ぶ事も大切であろう。


これは、実体験や、間近に見たりして学ぶことができないが、歴史小説などの本を読む事で無限に学ぶ事ができるという、とても有効な方法だ。



成功から学ぶ

実は成功から学ぶ事は難しい。


成功した時は案外、振り返る事がないからだ。


なかなか成功の原因、つまり勝因を突き詰めるという行為をする人はいないのではないか。


逆に成功した時に勝因を分析できると、その内容を次の、または他の成功につながっていくであろう。


そういう意味で、勝因を分析するという事を普通は行わないが大切な事だ。


また、偉人に学ぶという事もできるであろう。


いわゆる成功者のビジネス本、偉人の伝記、成功しているライバル会社の分析、力のある同僚や先輩の行い等に学ぶという事は王道の学習法だ。



実践する

前述の二つの行為は実は、学んでいるようで学べていない。


ビジネス本を見て「いい事が書いてあるなぁ」と感じても自分は何も成長しない。


良いと感じた事を自分も実践して初めて、自分のものとする第一歩を踏み出すことができる。


先輩のいい話を聞いて、歴史書を読んで「あぁ充実した時間を過ごしたと」満足しているようでは、成長するという点では何もしない事と同じなのである。


よし、では自分は〇〇をやろうと決意し、実践する事が大切なのである。



習慣化する

さらにいうと実践するだけではまだ不足している。


実践を継続しなければ意味がない。


実践を習慣化できて、成長への半ばまで来たと言えるであろう。


それには実践を生活習慣に取り入れる事だ。


自分の生活のルーティーンの中に取り入れる事ができるかどうかが本当の勝負。


「ブログをはじめよう」「筋トレをはじめよう」と決意し挑戦するのはいい事だが、基本姿勢がしっかりしていなければ長続きしない。


続けようと思うなら生活習慣に組み込もう。


〇曜日の何時から何時は英語を学ぼう。


これがものを始める時の最低限の必要な姿勢と言える




確実に実力をつけるコツの結論は「学んだ事を実践し、習慣化する」事だ。


自分の生活のルーティーンの中にどれだけの学びを習慣化して取り込むかという事だ。


当然、生活にあれもこれも取り入れる事はできない。


自分の中で取捨選択し、優先順位をつけて生活のルーティーンを決めよう。



話が変わるが「権力」と「実力」は相反する言葉だ。


「権」という漢字は「仮(かり)」「副(二番目)」という意味がある。


対して「実」という漢字は「本当(真実)」「誠(まこと)」という意味がある。


仏教では仮の教え「権教」と真実の教え「実教」では天地の差があると説く。


私達は「課長」「部長」といった仮の力「権力」を手に入れる事を目指すのではなく、本当の力「実力」をつける努力を常にしたいものだ。





 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。




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