• アルノ

職人さんに求められる能力

更新日:2021年3月27日

2021.03.13

建設業の職人さんとはどのような存在だろうか。


大工さん、鳶さん、鉄筋屋さん、左官屋さん、設備屋さん、電気屋さん。


その他、多種多様な職人さんが集まり建物は完成していく。


日本は職人の国とも言われる一方、オタクの国などとも言われる。


その本質は細かい事、一つの事を突き詰めていくという点では同じであろう。


日本人はそれが得意な国民なのである。



職人の技はどのように磨かれるか

職人さんには「釈迦に説法」だが職人の技は磨かれて本物になる。


では磨くとは何か。


それは、反復と思索である。


反復と思索でしか技は本物にならない。


それを行うには、何が必要か。


努力し続ける力である。



努力し続ける能力

超一流と言われる二人の言葉を紹介する。


長友佑都

「僕にはサッカーの才能はない、でも努力する才能はある。

努力する才能がないと、成長出来ないと思う。

努力する才能とは、努力することを躊躇しない勇気でもある。」


イチロー

「努力せずに何かできるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かができるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうだと思う。」



二人の言葉に共通するものは「努力」である。


では何に対して努力すればよいのだろうか。


それが、反復と思索である。



反復の力

反復の力は恐ろしい。


習慣の力と言い換えても良いかもしれない。


長崎の平和祈念像を作成した彫刻家、北村西望は、平和祈念像を制作中のある夜、足下にいたかたつむりが、翌朝には像の上の方にまで達していた。


これに西望はいたく感動し


「たゆまざる歩み恐ろし、かたつむり」


と詠んだのは有名な話だ。


たゆまざる反復なくして技を磨く事はできない。


反復それ自体は単純作業である。


単純作業ほど、苦痛なものはない。


しかしそれをし続ける事で技は磨かれる。


どんなに苦痛でも日々、弱い自分に勝ち続け、今日も、明日も日々反復し続ける先に高見が見えるのだ。



思索する習慣

反復と共にもう一つ大切なものは思索である。


思索には反復による効果を高める力がある。


ただ何も考えず反復を繰り返すのと、「このようにしたら失敗した、次はこうしてみよう」「このように意識しながら行うとうまくいくのではないか。」と試行錯誤しながら反復をするのでは効果が違うのは自明だ。


よく同じ失敗を何度もする人がいる。


それは、ひとえに思索をしていないか、思索が足りないからだ。


思索が深い人は反復による技の練度を高めるスピードが格段に速い。


中村俊輔が日々の練習や試合を最大に活かす為に、15年間に渡りサッカーノートを書き続けた事は有名な話だ。




反復と思索の努力をし続ける。


そこに技を極める道がある。


建設業の職人に限らず、全ての人が磨くべき才能が「努力しつづける才能」だ。


さらに言うと、勉強を行うにも「反復と思索の努力」、健康を保つにも「反復と思索の努力」、何をするにも必要な事は「反復と思索の努力」である。


自分の才能や向き不向きを知っている人などほとんどいない。


目の前の仕事、課題に対して日々、反復と思索の努力で技を磨いていこう。





 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。



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