最近の若者はこれだから困る!
- アルノ
- 2月1日
- 読了時間: 4分
2025.02.01
最近の若者は!っという老害発言はよく聞くが、古くはなんと5000年前の古代エジプトからいわれていたそうだ。
きっと今の若者も歳をとるとこのような発言をするということなのだろう。
ともあれ上司がそう思うと同時に当然若者も上司に対して思うところがある。
要は世代間ギャップが埋められていないことが問題のようだ。
では、それぞれどのようなところに価値観のギャップを感じているのだろうか。
10項目ずつまとめてみた。
上司が若手に感じる価値観の違い
はじめに上司が若手に感じる価値観ギャップを10項目挙げてみよう。
1:連絡がLINEやメールばかり
2:精神的に打たれ弱い
3:仕事よりもプライベート優先
4:仕事中にスマホに触る
5:電話・掃除などの雑務をしない
6:モチベーションが低すぎる
7:社内付き合いを重視しない
8:常識がない、ものを知らない
9:出世欲がない・少ない、
10:電話が苦手
全般的に積極性が足りず、もっと深くコミュニケーションをとってほしいと思っているようだ。
若手がそのような行動になるのはゆとり教育の影響か、困難を避ける思考が働いているからと思われる。
実際は「自分は大変だけどやってきたのに、若手はそれをせずズルい」というのが本音なのかもしれない。
そういう意味では自分が行ってきたことと、若手が行うことに違いがあった時に価値観ギャップを感じるようだ。
それが「私は若い時こうしてきたが今の若手はこうする、最近の若者は・・・」となるようだ。
若手が先輩上司に感じる価値観の違い
次に若手が先輩上司に感じる価値観ギャップを10項目挙げてみた。
1:セクハラ・パワハラなどの時代錯誤
2:飲み会が好き
3:根性・ガッツで仕事をする
4:便利なツールが使えない
5:同じ話を平気でする
6:知らない言葉を使う
7:愛社精神がすごい
8:ITスキルが低い
9:口頭・対面を重んじる
10:最近のことを知らない、声がでかい。
前述と逆の立場での世代間ギャップといえるだろう。
つまりガツガツしすぎで、コミュニケーション過多と感じているようだ。
自分の世代と距離感が違うので「うざい」「だるい」と思い、そのような自分の感覚と違うことを押し付けられると老害と感じるようだ。
その他上司が感じる「常識がない、ものを知らない」あるいは若手が感じる「便利なツールが使えない」「ITスキルが低い」などについては勉強不足という点でお互い様といえそうだ。
私の世代が感じる両世代に対する価値観の違い
私は年代的に若手でも上司でもない世代だ。
そんな私は、若手世代にも上司世代にもギャップを感じている。
それぞれどのような時に感じるかまとめてみた。
対若手
・動きの効率が悪い
・常識がない
・学習意欲がない
対上司
・動きの効率が悪い
・常識がない
・学習意欲がない
内容が全く一緒だった。
残念ながらあまり参考にならないかもしれない。
しかし、それぞれの世代がこの3点の意識をもってもらえれば世代間ギャップを埋める一助になるように思える。
勉強不足と言う点でお互い様と言える項目があることを前述したが、この勉強不足こそ最大の問題なのかもしれない。
勉強する姿勢があり、ギャップを埋める努力をすればそれらは解決できるではないだろうか。
5000年前から言われているように、世代間のギャップはどうしても生まれるだろう。
問題は、そのギャップを分かりあおうとせず、歩み寄ろうとしないことなのだ。
それは世代間ギャップだけでなく、ダイバーシティの問題にも言えることではないだろうか。
お互い違いを受け入れ、ギャップ埋める努力をすればきっと分かり合える日がくる・・・はずだ。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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