2024.12.14
多くの人は自分にどんな才能があるか分からない。
運動ができるわけでもなければ、勉強ができるわけでもない。
歌がうまいわけでもなければ、絵がうまいわけでもない。
上述のようなザ・才能のようなものが自分にあればよっぽど進路に悩まずに生きていけるのだろうが、そのような人は極めてまれであろう。
それに才能というのはそのようなものだけではない。
笑顔の素敵な才能、人懐っこい才能、運動ができなくても運動好きというだけで才能と呼べるかもしれない。
そのように自分にある才能に気づけると人生とっても幸せだろう。
今回は、私が自慢できる才能について述べさせてほしい。
私の役に立たない才能
私は今でも、中学校の同級生と4人で月一程度、TRPG(Table-talk Role-Playing Game)をするというオタクなのだが、彼らと話しをしているうちに、ふとあることに気づいた。
それは私が小学校、中学校の時のエピソードや小話をたくさん覚えていて、彼らはあまり覚えていないということだ。
あまりにもそのようなことが多いので、彼らは私に、「嘘つき」「でた!作り話」「また始まった」などと言われる。
どうやら私は人より昔のことを覚えているらしい。
しかしそれによって英単語や漢字を覚えるのが得意だったかというと、決してそんなことはない。
記憶力がいいということではなく、昔の思い出をよく覚えているということらしい。
今のところこの特技、才能を活かす方法を思いついていない。
非常に残念な才能だ。
唯一誇れる才能
そんな私にも、誇れる才能がある。
私は生活の中に、筋トレ、ジョギング、読書、学習などを取り入れているのだが、それらは大昔からずっと続いているのではない。
筋トレ、ジョギングはメタボと診断された後にダイエットの一環として始めたもので、ダイエットに成功した後、それをやめた瞬間からリバウンドすると悟った私は、それらを一生涯続ける決意をしたのがきっかけだ。
読書や学習は、資格試験時の勉強の習慣を、合格した後も続ける為にし始めたことだ。
細かいことを挙げれば、他にも自分の生活の習慣の中にとりいれたものはたくさんあるのだが、それらの習慣はどれも十年以上続けているものばかりだ。
様々なことを習慣化することを通して自分には物事を継続する才能があることに気づいた。
筋トレを1年間続けられる人の割合は4%とも5%とも言われていることを考えれば、これは才能と言ってもいいだろう。
「継続は力なり」である。
これが私が人に自慢できる才能だ。
継続のコツ
ちなみに継続し続けるにはコツがある。
それは、自分の生活のリズムに取り入れることだ。
例えば、晩御飯を食べた後は1時間勉強する、とか土曜の夜は筋トレをするとかいう具合だ。
それを2カ月程度意識して行えば自然と習慣となり、努力しなくても苦労なく継続できるようになる。
もう一つのコツは、たまにサボっても次にやればいいと、できなくてもあまり気にしないことだ。
私は、週に2回筋トレをしているのだが、仕事が忙しくなると1か月~2カ月の間、週に1回しかできなくなることがある。
そんな事は気にせず、また週2回できるようになったら、戻せばいいと思っている。
この習慣化ができるようになれば、様々な自分の無駄な時間をなくすことができ、人生の充実感にもつながることは想像に難くないだろう。
自分の才能の見つけ方
以上、私の才能について述べてきたが、では一体、自分の才能はどのように見つければいいのだろうか。
実は、才能は自分では非常に見つけにくい。
なぜなら才能のあることについては、自分は当たり前にできてしまうからだ。
人は自分ができることは、だれでもできると思ってしまう。
だからそれを見つけるには、人に見つけてもらうとよい。
はじめの例で挙げた昔のことを覚えている才能は、同級生の反応から気づいた。
生活習慣の才能は、周りの人がよくやっている酒とたばことギャンブルを私が一切しないことから気づいた(やらないことを続けられることに気づいた)。
周りの人から、「おっ、すごいね」などと言われればそれは、あなたの優れた部分なのかもしれない。
そういうアンテナを普段から張っていると自分の才能に気づけるかもしれない
自分の才能は一つとは限らない。
私のように役に立つ才能もあれば全く役に立たない才能もある。
今は役に立たないと思っていても、いつかその役立て方が分かる日がくるかもしれない。
自分の才能を知るということは、人生において意外と大切なことなのではないだろうか。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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