2024.02.24
以前、整理整頓ができない人の仕事ぶりはあまり良くないということをブログで書いたが、今回はそれに関連する内容である。
PCと言えば、年配の人は苦手というイメージがある。
それもそのはず30年前の工事現場事務所にPCは1、2台しかなく、一人一台割り当てられてなかった。
当然、メールなど普及していなく、電話以外の情報のやり取りはファックスがメインだった。
今の50代60代はそういう時に若手として働いていたのである。
そこからメールを使うようになり、エクセル、ワードを使えるようになっただけでもほめてほしい。
そもそも古い人はエクセル、ワードではなく一太郎、花子あるいはロータス123、オアシスという人すらいるだろう。
昔はPCを買うときに、エクセル、ワードか一太郎、花子を選択して店員に伝えていたものだ。
ともあれ世代にかかわらず仕事ができない現場監督のPCには特徴がある。
今回はその内容を紹介しよう。
メールを整理しない
近年の業務においてメールは欠かせないツールだ。
どんな人でも毎日、何十通ものメールが届くだろう。
その中には企業からの宣伝メールや、迷惑メール、自分とはほとんど無関係なのにccで送られてくるメール等様々だ。
それらをすべて受信トレイに放置している人や、読んだらすぐゴミ箱に捨てる人がいる。
何かを問い合わせて「何月何日のメールで送っているので確認してみてください」と言われても、検索ができない状態になっている人がそれだ。
もし「みつからないからもう一度送って」と言ってくるような人は要注意だ。
デスクトップを整理しない
デスクトップがアイコンだらけになっている人も要注意だ。
PC作業をするのに、とりあえずデスクトップに保存して作業が終わってもそのまま放置。
結局、整理しないから後で必要なときにデスクトップにあるはずなのにファイルが多すぎてそれすら見つけられない。
席の後ろを通った時にPC画面がアイコンでいっぱいになっている人がいたら要注意だ。
PC内のファイルを整理しない
ファイルはどこに保存しているだろうか。
「document」フォルダや「download」フォルダという人が多いのではないだろうか。
どこに保存しようとそれぞれの自由だが、肝心なのはそのフォルダ内が整理されているかどうかだ。
自分の中でフォルダを整理するシステムが確立していないとファイルだらけになる。
どのファイルがどこにあるか行方不明となり、検索をかけてもファイル名が分からずみつからないような事態にもなりかねない。
フォルダ内はせめて、スクロールしなくても全体が表示されるくらいにはコンパクトにまとめておきたいものだ。
もし、このような人とクラウドや共有フォルダを一緒に使用することになったらと思うとゾッとする。
一瞬にしてフォルダ内がファイルだらけ、ショートカットだらけにされてしまい整理することが不可能になってしまうだろう。
そもそも現場の整理整頓ができていない
上述のような人は、そもそも整理整頓が苦手な人だ。
整理整頓ができないとは、論理的な思考が苦手ともいえる。
だから計画的に物事を進められず、行き当たりばったりな対応になってしまうのだ。
しかし論理的、計画的な思考が苦手だからといってそのままにしていたらいつまでも変わらないし、やがて周りの人迷惑をかけることになる。
当然、得手不得手はあるだろうが、後天的に訓練できないわけではない。
トライアルアンドエラーを繰り返す中でうまくなっていくだろう。
それをしない人はただの怠慢でしかない。
いかがであろうか。
上述の項目のなかで当てはまっているものはないだろうか。
整理整頓は社会人の基本である。
小学生のころから整理整頓の大切さを習ってきたはずである。
それは実生活だけでなくPC内も同じことがいえる。
一つのファイルを探すのに何分も何十分も費やすなどこれほど無駄なことはない。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
１級建築施工管理技士
１級電気工事施工管理技士
１級管工事施工管理技士
１級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
２度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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