2023.11.25
「自分などちっぽけな存在で、仕事だって大したことないし、給料だって低いままだし、やりたいこともできないし、どうせこのまま歳をとっていくんだ。」
そう思っている人は、結構多いのではないだろうか。
逆に「今、一生懸命やっているから、このまま行けばきっと大丈夫」と思っている人も多いかもしれない。
現状に満足している人も、今の状況をどうにかしたいと思っている人も、是非このブログを読んでほしい。
人生に潜む闇とそれを打開するヒントが隠されているかもしれない。
なんとなく生活できている現状
人間は変化を嫌う生き物と言われている。
今、生活に困ってないなら猶更そう思うだろう。
何かをしなければ変わらないのは分かっているが、何をどうすればいいか分からないし、何もする気ない、という人も多いだろう。
やりたいことがあっても、なかなかやる気がおきない人すらいるのだから、それは人間として当然の思考回路なのだ。
このまま年齢を重ねると
残念ながら、このまま新しいことを何もせずに年齢を重ねれば今と何も変わることはない。
変化を嫌う思考の中には、このままがんばっていれば、いつかきっと状況はよくなっていくだろう、という甘い期待がどこかにある。
しかし、よく考えてほしい。
今までの5年間、10年間で状況は変わっただろうか。
もし変わっていなければ、5年後、10年後も変わるはずがない。
自分の周りに不測の事態がおこれば状況は悪くなるし、そうならなくても時代がどんどん変化していけば、今のままでは時代についていけず、どんどん悪くなると考えた方が妥当だろう。
昭和の時代、平成の時代は、時代の流れがまだ緩やかだった。
しかし、今の令和の時代、時流はどんどんスピードを上げて変化し続けている。
この現状から目を背けてはならない。
危機感が足りない
では弱い自分に負けず、変化し続けていくにはどうしたらよいか。
それは危機感を持つことである。
今日の仕事を完璧にこなさなければ死ぬかもしれない、そうなれば必死に考え、必死に行動するはず。
死なないまでも、もし今日中に仕事を終えなければ会社をクビになる、となれば必死に仕事を終えるだろう。
もし今年中に資格をとらなければ会社をクビになる、となれば必死に時間をこじ開けて勉強をするだろう。
もし1年後にアメリカに転勤になると分かれば、必死に英語を学ぶだろう。
それは、危機感があるからだ。
もう少し、リアリティのある話をすれば
「今日から、断酒しなければ死ぬ」「今月中に、10キロ痩せないと死ぬ」「半年以内に禁煙しなければ死ぬ」こう本気で考えられたら、どうだろうか。
文字通り死ぬ気で努力するのではないだろうか。
しかし、人間は上述の猶予期間が長ければ長いほど危機感が薄くなる。
30年後までに貯金を2000万円溜めなければ老後生活できなくなる、と言われてもきっとすぐには何もしないだろう。
人間とはそういうものだ。
先日、私の先輩が53歳でガンより亡くなった。
その先輩は、若いころ野菜を一切食べず、たばこを吸い、毎週のように飲みにいく生活をしていた。
亡くなった方に対し、タラレバの話をするのは不謹慎かもしれないが、もしその先輩が30代の頃に、生活を一新していたら状況は変わっていたかもしれない。
このことは、決して他人ことではないのである。
そのことに気づき、行動できるかに、人としての分かれ道がある。
戦国武将の生き方
私は戦国時代が好きなので、戦国武将で例えると、かの時代は毎日がサバイバルだった。
いつ、戦争で命を落とすか分からない。
家族の命が奪われるか分からない。
だから、一刻も早く実力をつけるために、鍛え、学んだ。
天下人徳川家康でさえ、亡くなる前年の大阪夏の陣で、真田幸村によってあわや打ち取られそうになった。
彼らは毎日死に物狂いで生きていたことであろう。
まさに危機感の毎日の中で生きていたのである。
今の時代も、その覚悟と危機感の連続のなかでこそ、生き残ることができ、何かをやり遂げることができるに違いない。
私は常々この戦国武将の心意気を模範としている。
毎日なんとなく生きている方がもしおられるなら、危機感を持つべきである。
その危機感は、強い目標意識となるに違いない。
今の加速度でどんどん社会が変わっていくようなら、きっと30年後は生き残れない。
生き残るためのキーワードは「戦国武将の心意気」である。
この記事はこの人が書いています。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。
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