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  • アルノ

ゼネコン、サブコン現場監督に必要な資格

2022.12.24

私は常々工事現場で働く人に対して、1級施工管理技士の取得を推奨しているが、それには理由がある。


それは、取得が比較的容易なことと、難易度の割に市場の評価が高いことだ。


私は1級施工管理技士を4種取得しているが、頭がいいわけではない。


1級建築士や電験3種を取得するような人こそが頭がいいと思っている。


以前上司に「1級施工管理技士など視力検査のようなものだ」とそれを容易に取得でくることを例えていたが、私もその通りだと思っているしその意味で取得を推奨している。


しかし、実際に現場監督として仕事をしていくにあたって本当に必要な資格となると少し視点が変わる。


そこで、純粋に現場監督に必要な資格をゼネコン建築担当、ゼネコン設備担当、設備系サブコン、電気系サブコンに分け、更にそれぞれの必須資格と推奨資格をご紹介する。



ゼネコン建築担当に必要な資格

ゼネコン建築担当に必要な資格は二種のみだ。


必須資格

・1級建築施工管理技士

・一級建築士


両方とも必須資格であるが順番的には容易な1級建築施工管理技士から取得するのが良いだろう。


しかし最近は1級建築施工管理技士のみを取得し1級建築士に挑戦する人が少ないため、各ゼネコンは頭を悩ましているようである。



ゼネコン設備電気担当に必要な資格

ゼネコン設備電気担当に必要な資格は以下のようになる。


必須資格

・1級電気工事施工管理技士

・1級管工事施工管理技士


推奨資格

・1級建築施工管理技士

・1級電気通信工事施工管理技士

・建築設備士

・一級建築士

・第三種電気主任技術者


ゼネコン設備電気担当はその業務範囲が広いだけに必要な資格も多い。


1級電気通信工事施工管理技士は推奨資格だが今後の社会情勢を鑑みると近いうちにその重要度が認知され必須資格になっていくと思われる。


早々に必須資格二種を取得し、一つでも多くの推奨資格に挑戦、取得してまいりたい。


ちなみに甲種消防設備士1類や4類なども推奨されるが、ゼネコン設備担当としては持っていて当然の資格なので割愛した。



設備系サブコンに必要な資格

設備系サブコンと言えば、高砂熱学工業、新菱冷熱工業、三機工業、ダイダンなどが挙げられるが、それらの現場監督に必要な資格は以下となる。


必須資格

・1級管工事施工管理技士


推奨資格

・建築設備士

・空衛学会設備士

・1級電気工事施工管理技士


これらの資格があれば十分だが、大手サブコンには一級建築士はもちろん、設備一級建築士、技術士を取得している人も少なくない。


そして大手サブコンでないからといって必要ないというわけではない。


中小規模のサブコンや、二次請け、三次請けの仕事が多いような会社でも必要な資格だ。


まずは1級管工事施工管理技士の取得を目指したいところだ。



電気系サブコンに必要な資格

電気系のサブコンと言えば関電工やきんでんなど電力系が代表的であり、それらは大手ゼネコンにも匹敵するような規模の会社だ。


当然、優秀な人たちも多く難関資格を取得している人も多い。


電気系サブコンに必要な資格は以下となる。


必須資格

・第一種電気工事士

・1級電気工事施工管理技士

・第三種電気主任技術者(電験三種)


推奨資格

・1級電気通信工事施工管理技士

・1級管工事施工管理技士


電気系サブコンで特徴的なのは、電気工事実務の資格である第一種電気工事士、施工管理の資格である1級電気工事施工管理技士、理論の資格である電験三種と電気に関する資格が幅広く必要な点である。


まさに電気のスペシャリストだ。


電験三種は難易度が高く、電気系サブコンの中でも取得している率はそう高くないので推奨資格にするか迷ったが極力取得してほしいところだ。


まずは、第一種電気工事士、1級電気工事施工管理技士に挑戦したい。


推奨資格については、ゼネコン設備担当でも述べたが1級電気通信工事施工管理技士もその社会情勢から近いうちに必須となってくる資格に思われる。



以上、各現場監督における必須取得、推奨資格を述べてきた。


ちなみに建築、電気、設備とも設計という職種があるが、設計は必要な資格が少しずつ変わってくるので、あくまでも現場監督に必要な資格と認識してもらうとよいだろう。


今現場監督として働いている方、これから建設業に就職しようと考えている学生、現場監督に転職したいと考えている方の参考になればと思う。






 

この記事はこの人が書いています。


施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。


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