ゼネコン設備担当の私から見たサブコン社員の勝手なイメージ
- アルノ

- 2 日前
- 読了時間: 4分
2026.07.25
ゼネコン設備担当は、サブコンの現場代理人とやり取りすることが多い。
つまりサブコンに対して思うことが多々あるということだ。
当然逆もあるだろうが・・・。
今回は、ゼネコン設備担当の私が経験したサブコンとのエピソードを通し、ゼネコン設備担当はサブコンに対し、こんなことを思っているということを知れる内容だ。
サブコン社員にとっては、ゼネコンは自分達のことをこんな風に思っているのかと知れて有益だろう、またゼネコン設備担当にとっては「あるある」とうなずけるだろう。
ゼネコン設備担当と、サブコンの不思議な関係をご覧ください。
何でも一人でやってしまうサブコン現場代理人
ある数十億円規模の現場には、サブコンのメンバーが5人ほど常駐していた。
私と打ち合わせをするのは現場代理人、定例会議に参加するのも現場代理人、職長も現場代理人、まさに現場代理人が一人で何でもこなしていた。
いよいよ竣工も近づいてきたとき、検査が2班体制と決まった時にどうするのか聞いてみると、困った顔をしてしまっていた。
ナンバー2が実力不足で任せられなかったようだ。
現場では代理人はもちろんのこと、ナンバー2の大切さを知った経験だ。
電力系サブコンでありがち
ある現場で、電力系サブコンが電気工事、設備工事の両方を請け負うことになった。
両者の現場事務所も行き来できるようになっており、お互いの打ち合わせもバッチリになるだろうと期待していた。
しかし、現実はそうはいかなかった。
ある要件を電話で電気担当に伝えた際、同じ内容を隣にいる設備担当にも伝えてほしいとお願いした際、伝わってないことがあった。
同じ書類を設備工事、電気工事にそれぞれ求めたら、違う書式で提出してきた。
どうやら同じ社内でも電気部門と設備部門はライバル関係にあり、あまり仲がよくない場合が多いようだ。
結局、設備工事、電気工事で別々のサブコンの場合よりも、手間が増える現場となってしまった。
ゼネコンとサブコンの人間性の違い
サブコンの社員は紳士的な人が多い。
ゼネコンの社員はヤカラが多い。
あくまでも比較的という話だが。
ゼネコンのヤカラ率が高いのは、ゼネコンが「組」と呼ばれるゆえんであろうか。
または、躯体業者にコワイ人が多いからであろうか。
ヒエラルキーも影響して、サブコン社員はゼネコン社員に何かとやられてしまうことが多いようだ。
私は決してそのようなことはしてない、と言いたいところだが、こればかりは受け取り手の感じ方の問題であるので何とも言えない。
サブコン社員がゼネコン社員にやられる様子の例
上記の具体的例を挙げてみよう。
ゼネコンとサブコンで打ち合わせをしていた時の様子。
サブコン社員が建築の納まりについて理解が浅かった際、ゼネコン社員が言い放った。
「もっとよく勉強しろ!」
同じ打ち合わせで設備のシステムの内容についてサブコン社員がゼネコン社員に説明した際、自分の理解が浅かったのか、ゼネコン社員が言い放った。
「もっと分かりやすく説明しろ!」
このようなことがよくあるのが現状である。
私はこのゼネコン社員については、ヤカラを通り越して人間的にどうかと思ってしまった。
現場で苦労した同士の久しぶりの再会
何だか、気分が悪くなってしまったので、最後はほっこりする話。
ゼネコンの協力会の集まりで、あるサブコンの課長と名刺交換した際のやりとり。
「私の事覚えてます?」と言われて思い出した。
「あぁそういえば10年前に一緒に現場を担当して、よくあなたにいじめられた」と言うと
「いやいやいや、いじめられたのは私ですよ」
その後、思いで話に花が咲いたことはいうまでもない。
現場で苦労した仲間と、久しぶりに再会すると嬉しくなる。
これがあるから現場監督は止められない、と思ったエピソードだ。
ゼネコンとサブコンは切っても切れない関係だ。
ヒエラルキーはあるにせよ、対等の立場で協力しあって現場を納めていくことが、いい建物を建てる必須要件だ。
その上で、サブコンにはサブコンの事情がある。
そのような立場を理解することも、大切であろうと常日頃、感じている。
施工管理技士アルノ
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。
現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、
2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。





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