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  • 執筆者の写真アルノ

資格の更新講習のやりくち

2024.02.17

資格試験は終身である場合と更新が必要な場合がある。

 

1級建築士は資格を更新する必要はないが3年毎に定期講習を受講する必要がある。

 

一方、消防設備士や監理技術者(施工管理技士を合格するとなれる資格)などは5年毎に資格を更新する必要があり、更新の手続きの際、講習を受け、終了時には小テストがある。

 

建前上はその小テストで一定以上の成績を納めないと更新ができない場合があることとなっている。

 

尚、その講習はほとんどの場合、平日に行われる為、業務中にやりくりして参加する必要がるので、受講者側からすると、大きな負担となっている。

 

果たして、そのような負担がかかる講習が本当に必要なのだろうか。

 

 

最新の技術や法改正情報

講習の目的は何だろうか。

 

最新技術情報の展開、業界の傾向性、喫緊の課題、法改正内容の展開等、5年もたてばさまざま変化がある。

 

それらの情報を更新するという意味で、講習は大きな役割があろう。

 

 

もう一度合格できるか

また、1度は受検し合格したものの、もう一度合格できるか、といわれればほとんどの人があやしいのではないだろうか。

 

その点から、かつて学んだ知識を思い出させる意味もあろう。

 

実際には一度の講習ですべてを思い出すことは難しいが、講習に使用するテキストの内容は結構充実したものなので、普段の業務時に、利用すると結構役たったりもする。

 

 

天下りの温床

上述のような大きな意味がある一方、それらが天下りの温床となっているという面もある。

 

消防設備士にしても、監理技術者にしても、それを運営しているのは一般社団法人だ。

 

私は両方の講習を何回か受けているが、消防設備士は消防署を定年退職した方、監理技術者は国交省やゼネコンを引退した方などが、講習をしていた。

 

天下りの温床になっているという事実は少なからずあるのが現実だろう。

 

 

 

 

講習を聴かせるための工夫

いくら天下り団体とはいえ、講習をするからには一定の成果を出さなくては、その存在意義が薄れる。

 

ただ講習をしているだけでは、参加者は居眠りしてしまうだろう。

 

受講者の多くは日頃、身体を使って仕事している人達である。

 

講習を聞くなど、一発で眠りについてしまう。

 

それを防ぐために、講習のあとに小テストを行うようにしている。

 

さらに講習中に、テストで出題される箇所のヒントを言うようにしていることが多い。

 

小テストの成績が悪いと資格更新ができない建前となっている関係上、受講者は講習中につぶやく出題箇所のヒントを聞きもらすまいと、驚異的な集中力で聞くことになる。

 

かくいう私も毎回必死に講習を聞いている。

 

なんとも、うまい方法である。

 

 

本来の講習のありかた

しかしながら実際に講習を聞いていると、なかなかいい内容であったりする。

 

講習の費用は会社もちだが、せっかく受講するのだから、しっかり聞いてみるとなかなか有意義だ。

 

なかには、雑談ばかりする講師の方もいるが、それはそれで業界の裏話などで面白かったりする。

 

しっかり聞いた方がいいというのが私の持論である。

 

最近では、オンライン講習もあるようなので、自宅や会社で受講するのもいいかもしれない。

 

ただし真偽は分からないが、オンライン講習だと小テストででる箇所のヒントを言ってくれないとのウワサもある。

 

 

資格試験の講習は受講者にとって面倒なことこの上ないが、主体的に受けるなら有益なものとなる。

 

受けざるを得ない講習なら、自分の為になるように利用した方がいいのは当然だろう。

 

ちなみに、私が持っている中学と高校の教員免許は非現職教師ということで「休眠」という扱いらしい。

 

資格更新にもいろいろな種類があるようだ。

 

 

 

 

 

 

この記事はこの人が書いています。

 

 

 

施工管理技士アルノ

1級建築施工管理技士

1級電気工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士

1級電気通信工事施工管理技士の資格を取得。

現場監督としての体験、施工監視技士試験の勉強法、

2度の転職経験から得た建設業における転職ノウハウを紹介しています。

 

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